会長挨拶
ごあいさつ
|
第37回日本臨床運動療法学会学術集会
会長 牧田 茂
埼玉医科大学国際医療センター 心臓リハビリテーション科 教授 |
第37回日本臨床運動療法学会学術集会を、2018年9月1日(土)、2日(日)の2日間にわたり、大妻女子大学(千代田キャンパス)にて開催いたします。
本学会は、心臓病、糖尿病、高血圧、肥満、慢性肺疾患、慢性腎臓病、慢性肝疾患などの内科疾患における運動療法を総合的に研究・普及していくための学術団体です。このような幅広い疾患を対象にして、運動療法に焦点を当てた臨床的な学会は本会しかありません。これらの生活習慣病には、運動はもちろんのこと栄養や禁煙等の日常生活に正しく介入することで治療と予防が可能となる疾患です。今日日本人が罹患している病気のほとんどがこれらに該当します。また、最近ではがんや認知症に対しても、運動療法が非常に有効であることがわかってきており、本学会の果たす社会的使命は大きくなってきています。このような状況で第37回の大会長を仰せつかり大変光栄に存じます。
私は、本学会がまだ研究会の頃2005年4月第22回臨床運動療法研究会の会長を務めましたので、今回で2回目となります。今回は会場選定で非常に苦労いたしましたが、本学術集会の副会長である高波嘉一先生のおはからいで大妻女子大学の施設を使わせていただくことができました。至極至便な環境で大会を運営することができ感謝しております。
本大会は「臨床運動療法の基礎と実践」というテーマで、運動療法に関する基礎的な講演・シンポジウムと運動負荷試験と運動・スポーツの実習を充実いたしました。資格に関する単位認定も多くそろえ、たくさんの方々にご参加いただける学術集会を目指しております。また第一日目の夕方は大妻女子大のレストランで懇親会も行う予定でおります。是非ともたくさんの方々に楽しんでいってもらいたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。
2018年2月吉日
|